はるぱり・そんぐす🎈

東京パリカのブンガク恋慕 はるぱり XII? 

忙しさにご用心

アイロンをかけるのはあまり上手じゃないので

アイロンの必要のない衣類を着ることが多いけれど

今年はシャツのようなものももっときたいとおもったりしている

 

アイロンをかけるのはあまり上手じゃないけれど

ハンカチや手ぬぐいのようなものだったら

そんなにイヤというわけでもない

 

アイロンをかけるのはだいたい土よう日か日よう日だ

土よう日がこのましいと感じるのは

土よう日には日よう日が控えているから

きもちが長閑だからだろう

 

アイロンをかけるときは

長閑であるにこしたことはないのだから

 

わたしは出かけるまえにアイロンをかけるというようなことは

ほとんどない

けれども今日は着ていくものがシャツではなかったのに

アイロンをかけたくなった

 

週末にアイロンをかけそびれていたものと一緒に

まずは着ていくものから当て布をしてアイロンをかけはじめた

 

残りのものもいくつかはアイロンをかけた

 

けれども時間がない

もう切り上げて出かける仕度をした方が無難だというところまできた

 

アイロンは途中であきらめて

アイロンのスイッチを切ってコンセントぬき、

折りたたみ式の小さなアイロン台はそのままにして

ちいさな虫がついたりしないように

(何しろうちは古いし一階なのでそういうところがわりと気になってしまう)

アイロン台の上に残りの布を泡のようにのせてでかけた

 

泡のようにというのはヘンかも知れないけれど

今わたしがくるりと背後を見ると見える

アイロン台の上に積まれた布は

べつにまっ白というわけではない

むしろカラフルな色も混ざっているというのに

そんな様子、泡のような様子をしている

そんな気がするのだ

 

 

学校から帰ってきた部屋に

小さなアイロン台が立てたままになっていて

そのうえに泡のように布が積まれている

 

それはとても残念なながめだ

 

やり残したのは仕方ないけれど

できなかったぶんはしまっておけばよかったのかもしれない

 

くたびれて

アイロンをかける作業がこれ見よがしに

用意されているのが

 

残念なながめをおもわせるのだ

 

忙しさには気をつけなければ

アイロン台も泡のような衣類などの生地も

それをそのままにしていったこのわたしも

なにひとつわるくないのだから