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はるぱり・そんぐす🎈

東京パリカのブンガク恋慕 はるぱり XII? 

たまごをゆでるとき

たまごがすきだ

 

たまごはたべるのがすきだ

 

さいきんはサラダにゆでたまご

というのがわりとはやっていて

たまごをゆでる頻度がたかい

 

ところでさいきん

たまごをゆでるときに

たまごについている賞味期限の丸いシールを

剥がしてからお鍋に入れるということをしない

 

ゆではじめると いつも

 

ああ また剥がさなかった

 

とおもう

 

おもえばちかごろは

 

ほとんど火にかけるのと同時に

 

ああ また剥がしていない

 

とおもう

 

ああ きっと疲れてるんだ

だから剥がすのが面倒になっているのだろう

 

そんなふうに自分に解説したりする

そういうことも ほとんど毎度のことだ

 

 

 

おおくのひとは

たまごをゆでるときに

あのシールをはがすのだろうか

 

 

 

ちいさなシールを卵のお尻からぴろっと剥がす

そんなのは なんでもない 

億劫がるにはあまりに ちいさなことなのに

 

どうしてだろう

 

どうしてさいきんそれをしないのだろう

 

かんがえてみると それをまったくしようとしない 

 

 

 

しないどころか

心のどこかで

もうこうなったら ぜったい剥がしたくない

そんなふうにさえ おもっているような気さえしている

 

こうなったら ってなんだろう

剥がさなくなったんだから ということだろうか

よくわからない

ぜったい剥がしたくない なんていうのも

まったくわけがわからない ぜったいなどという必要はどこにもない

 

 

 

たぶん以前は

たまごをゆでるときには

あの卵のお尻についている小さく丸いシールを

あたりまえのこととして 剥がして捨てていた気もする

 

そうかんがえてみると

またそのうちあのシールを剥がす習慣がもどってきたりするのかもしれないとおもう

 

           * * *

 

たまごをゆでるときのシールを剥がさないはなしでした◯