はるぱり・そんぐす🎈

東京パリカのブンガク恋慕 はるぱり XII? 

ふしぎだね

とおくで

 

きこえる ひぐらしの 音が

 

どこかで 呼んでる なつかしい声が

 

 

 

夜中におふろにはいって

なにかをまつでもなくまつじかんに

言葉をさがそうとおもっても

とくにみつからないから

もうあきらめようかと

部屋の本棚のほうをむいて天井へと視線をもちあげたのは

本棚になにかを求めたわけでもなくただ

からだがいたむ首をそのようにうごかしたかっただけなのだとおもう

 

だからただぼんやりと顔のむきをかえてうえをみようとしただけで

なにかをまなざしでとらえることもなかったけれど

 

 とおくで きこえる ひぐらしの音が

 どこかで 呼んでる なつかしい声が*1

 

ときこえてきたから

 

うたってふしぎ

音楽ってふしぎ

 

 

ふしぎだね

 

 

*1:大貫妙子「ひまわり」